桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

今季の初仕事

2020年10月23日 12時24分07秒 | 活動報告

昨日は終日そして明け方まで降り続いた雨が止み初仕事をする頃にはどん

よりとして今にも雨粒が落ちてきそうな天気だったがどうにか持ち堪えていた。

前回の集まりから3か月ほど経って久々に会うメンバーも相変わらず元気そ

うだ。田舎暮らしをしていると外部との接触は少ないからコロナの心配は都

会とは雲泥の差、本当はこれが日常だというのに・・・・

先ずは炭小屋周辺の草刈りから始める。夏場にも草刈りをしてきたので使用

前・使用後のようなはっきりとした草刈りにはならなかった。一時間ほどで薪づ

くり班と山行き班に分かれる。半年ぶりに油を注いで貰ったチェーンソーは

愚図ることもなくわりと素直にエンジン起動、ここで手間取ると先々の動きに

大きく影響するが幸先の良いスタートだ。

昨シーズンから伐採し始めた秋吉の山にはもう少しカシがあるので、それを

やっつけに行く。ついこの間まで、暑い々と言っていたのに山の姿は確かに

秋に向かって否、朝晩などは初冬の感じもしている。

本日のターゲットは丁度いい太さで真っ直ぐなカシ。昼までに4~5本を倒し

炭木サイズに裁断、枝処理をして軽トラに1台半弱の量を炭小屋に持ち帰る。

次回、来た時に伐採するカシに目星をつけ、木の倒れる角度、場所の関係

から5本くらいでこの場所は終わると見込む。

これだけの量だと1窯の半分にも満たないが過日、昨シーズンも材料をお世

話して頂いた方から直径70㌢を筆頭に大量のカシを頂戴しているのでそれ

と合わせれば2窯の炭木は揃っている。

さて、この大きなカシをどのようにして加工するのか中々、難儀なこと。

今年の冬は雪が多いとの予測を真に受けて、今のうちに材料を集めておく

作戦。昼前に山を降り小屋に帰ると薪づくり班は未だ奮闘中だったが本日

は午前中で終了のため途中で止めとする。次回の作業は30日の予定。

             草刈りを終えて・・・

         山行き班のお持ち帰り

            薪づくり班の作業の様子

           頂き物の大物カシ

          同じく頂き物の雑木

           桑炭会ホームページ

       

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 桑炭会つうしん No.114号 (... | トップ | 材料の準備作業 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

活動報告」カテゴリの最新記事