昨年、師走に入ってからふと 「マイナンバーカードの取得」 を目標とすることを決めた。
特別にこのカードを使いたいことではないが、このデジタル化時代だからそれなりにこれからは多いに出番のあるカードだからと考えたからだ。
思い起こせば 「総務省・地方公共団体情報システム機構」 から 「マイナンバー (個人番号) のお知らせと個人番号カード交付申請のご案内」 の封書が届いたのは平成27年 (2015) 11月17日のことだった。
その時はすぐに交付申請しようと思ったが、以後全く忘れてしまい、もう六年も過ぎてしまった。
時が過ぎたのでこの封書の内容がまだ生きているのか? と、この機構へ電話するとまだその内容の通りに交付申請できるとのことだった。
早速、偶然にも私とMの写真は用意してあったので、二人分の交付申請書を作成し、郵送したのは昨年12月7日のことだったが、受理するには一ヶ月~一ヶ月半かかるとのことだったので年越しになると思っていた。
しかし12月27日には 「マイナンバーカード交付通知書・電子証明書発行通知書」 が届いた。
これで必要な書類を用意すればすぐにでも交付されるが、本人受取が条件だが、Mは連れて行けないので私が代理人として受け取ることを考えた。
だが本人確認の書類については不明なので市役所市民課に電話したが、どうも納得できる回答では無いので28日直接市役所に行き確かめた。
そこで聞いたのは本人確認書類として3点あるがその内、Mの写真付き書類が1点必要とのことだったが、Mは運転免許証を持っていないし、これには困ってしまった。
市民課の男性スタッフもいろいろとアドバイスしてくれたが、私も落ち着いて考えてみると一つ想い出したことがあった。
それはもうかなり昔にアマチュア無線のための国家試験を受検して合格交付された 「無線従事者免許証」 だった、Mの写真付きの国家から交付された証明書はこれだけだった。
スタッフの方がリストで調べてくれたが、その中にこの免許証の項目があったので有効だと教えてくれた。
昨日、市役所へ行き交付申請したが、結局Mの本人確認としての書類は
無線従事者免許証
後期高齢者医療被保険者証
介護保険被保険者証
の3点だった。
しかし、この 「無線従事者免許証」 が交付されたのは昭和61年 (1986) 4月8日、古い免許証だがMの写真の何と若いこと、この免許証の出番なんて考えもしなかったが、思わぬ所でお役に立ちました。
でも世の中には他にも代理人受取の人もいるだろうが、顔つき写真の公文書を持っていない人も多いはず、前述した二つの被保険者証で交付できないものだろうか。
これで私とMのマイナンバーカードが取得できたが、このカードは健康保健証としても使えるとのことで、窓口案内ガイドさんに端末で登録してもらいました。
だがこのカードを使える病院はまだまだ少ないとのこと、当分は紙の健康保健証が必要なようです。
取りあえずこれで1件落着しました。
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