カテゴリ:何げない日常
マートル(ギンバイカ) 「英国王室のウェディングにマートルの花が不可欠」 忠誠と幸運・幸せな結婚の象徴のマートル(ギンバイカ)の花は英国王室ウェディングに180年前から使用されてきました。 それ以降、この伝統は続いておりエリザベス女王・キャサリン妃・メーガン妃の結婚式にも登場したの。 エリザベス女王の棺の上に飾られた花の中のマートルは女王とフィリップ殿下が結婚した際、ブーケに使用された枝から育てられたものだって(誰か見てたのかな) 又、棺の上にはお花の他にチャールズ新国王が手書きで「愛に溢れ献身的な思いでに追悼、チャールズR」とメッセージを記入したという(Rは国王の意味) それにしても、イギリスが大英帝国だと見せつけられた葬儀だったわね。それにしても、あの棺は最後まで顔の付近の窓を開けて「最後のお別れです」と言う事はなかったわね。一度閉めたら、金輪際開けないと言う~か(完全密封しちゃったんだもん開けられないわ) 1783年にアメリカは大英帝国から独立した国だったのね。だからバイデン大統領の席が14列目と後ろの方だったのか~ いろいろ歴史の勉強になった国葬でした。 訳ありおばちゃんの話です。 24年前 利尻島にて…私が細かったのに驚いて おばちゃまは74歳ぐらいでした。 おばちゃんを「ローズ」と呼ぶ事にするわね、ローズの看取りのお世話をした甥子さんから直接聞いた話なの。 ローズは戦前満州で小学校の先生をしていたそうで、この話はとても以外で学歴の話は一度も言った事がなかったのと、大学を卒業してるとは想像出来ないくらい誰にでも下手に出る人だったのよ。 あの当時(戦前)は大学卒業の女性は珍しかったわよ。日本に帰国してから東証1部上場の超有名な企業の経営者の後妻になったの。 前妻との間には子供が3人いて、それぞれに住み込みのお手伝いが付いていたそうです。大家族でお手伝いさんが何人も居て、ローズの役目は使用人をまとめて家庭を守る事が役目だったらしいわ。 お手伝いさんに相手を探して結婚させた事もあったって。 再婚相手には大事にされたらしくて、亡くなってからかなりの遺産(数億円)は相続したけど、成人して会社の経営に携わっていた子供達から家を追い出されたと言ってたわ。 そのまま戸建てのお屋敷に住み続けたかったけどダメだったみたい。その後マンションのペントハウス(ワンフロア全部)に住んで、時々京王プラザホテルに滞在してました。 その頃、私は原宿駅宮廷ホーム近くのビルの中にある英会話教室に通っていたの。当時入学金と雑費で20万円を支払い、月謝は4万円。 駅前留学みたいな教室と違って生徒の質が良かったかも。 すべてネイティブの先生でマンツーマンでサロン形式で世間話をしながらの授業だったわ。日本語がまったく話せない先生もいてね、辛い授業なんだけど進歩も早かったわよ(私は除く) そんなある日、ローズがふらっとロビーに入って来て「綺麗で楽しそうだから入学したわ」とニコニコしてるの。 マンツーマンが辛くなっていたので、1対2の授業にして欲しい~とお願いして若いネイティブの先生とおばちゃん2人の楽しい授業が始まったわ。 英会話を覚えるより、私達が日本語を教えてたかもしれない。 私はローズの上流社会の話を聞くのが楽しくて、ローズは人を信じられない生活の中で、私がローズのお金に惑わされる事もなく付き合ってるのが気にいったんじゃない。 で、旅行の話が出たのよ。今もあると思うけど「ブリティッシュエアウェイズ航空」のファーストクラスでイギリスに行ったわ。 何しろ20年前なので細かい事は覚えてないんだけどラウンジで過ごした記憶がなくて、搭乗してからの記憶をたどってみると、機内に入ったら荷物も置かないうちにウエルカムシャンパンが出てきて大忙し。 その後、機長が挨拶に来て10分ぐらい世間話(英語)をしたけど、おばちゃん二人が相手じゃ話も弾まないわよ。 ファーストクラスって8席ぐらいしかないのよ。他の外人とは仕事の話・世界情勢なんかを話してたらしいわ。 食事・飲み物・夜食・おつまみ何でもあるんだけど、こちらの都合で食べるので、いつが夕食で、夜食はいつなのか、あっちからは言ってくれなかったから分かんないの。 感想? 乗り慣れないものは乗るもんじゃない! 英語が流暢だったら問題ないんでしょうね。 旅行の話よりローズが可笑しい事を言い始めたの。 「オウムに追われてる」 「部屋にサリンをまかれたので京王プラザホテルに泊まってる」 あげくの果てに…ベルサエル宮殿の廊下に座っていたら「目白のマンションにいるオウムの信者が付けて来た」と言うのよ。 それで本名を言わないで「ローズ」と呼んでね。 貴女の事は「ヘレン」と呼ぶわ。 ローズは肝臓がんで亡くなったんだけど、オウムに殺されたと思って亡くなったと思うわよ。入院中に「怖い」と言って2度病院を変わったみたい。 この話は今でも疑問なの。そんなはずは無いと思う反面、ローズの回りには怪しげな人がうろついている気がしないでもないの。 三浦春馬さん(くしゃっと笑顔) https://my.plaza.rakuten.co.jp/ ポッチと押してくれると泣いて喜びます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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