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2025年03月24日

息子との良い関係・永遠にわたしのさんちゃん

(16)

カテゴリ：猫がいなくなってからの日々

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AM2時頃、目を覚ましました。
昼間の室温が28度だったので、掛け布団の下の
綿毛布を外して寝たら、少し寒かったみたい。

そればかりではなくてパジャマも綿の半袖を着ていました。
あっ、部屋の隅の小窓も開いてました。
小窓を閉めて、パジャマを着換えて再び寝ました。

目が覚めたのが4時30分。
ベッドの中で1時間ほどスマホをいじって…
6時に散歩に出発です。
上着がいる？いらない？と、
くだらない事で悩み、薄手のスプリングコートを羽織ました。

色具合が秋って感じね
コートもベージュ系だしね
明日からはパンツは春らしい色にしようかな～

って言っても、ウォーキングもどきをしてる年配者に
会うぐらいです。
皆が皆、黒を着てるわよ。
黒って、着方によってはお洒落にもなるけど…
シニアには何だかな～
と思いながら、私も地味ね

スニーカーは好きじゃないけど、歩き良さも知りました。
だから散歩の時は履きます。
スニーカーを旅行に履いて行くと、T子が必ず言うの
「何で面倒な靴を履いてくるのよ！」って。
確かに…

今日は北青山三丁目の交差点（フランフラン）を曲がらないで、
六本木方面に直進してハチ公のお墓がある青山墓地まで。

飼い主の上野先生のお墓の隣にあるのはハチ公の碑だけよ。
亡骸は剥製で化学博物館にあるし、骨格は骨格標本になったけど、
戦争で焼けちゃうし、内臓までが、東大農学資料館で標本にな
ちゃってるし。

こんな感じ

国立博物館にハチ公ちゃんに会いに行って購入しました。
あまりにもイメージと違うぬいぐるみなので、躊躇しましたが
何処に行っても、記念に購入してるので購入…
可愛すぎるでしょ～

散歩の続き…

青山霊園を左に見て、右に曲がるといつもの南青山です。
綺麗な街なのよ。どのお宅でもガーデニングが盛ん。

敷地が広いとか狭いは関係なく、楽しんでいるのね。
でもね、日当たりだけは良くないとひねくれた子にそだちます。

玄関先の狭いスペースに、春になると目が覚めるように…
毎年感心してるのですが、ここにバラが咲き乱れるのに
今年は不調みたい
そう言う年もあるわよね
私だって～

その中に、綺麗なピンクの花が…
名前？
知らない～

港区青山付近も開発の波が凄くて、空き地が出来て
新しいビルも何棟か建ち始めています。
7時になると職人さんが、腰にイッパイ道具をぶる下げて
ガァチァガァチァと揺らしながら、現場に入って行きます。

今、日本は景気が良いのね。

朝のサラリーマンは、細身のズボンに、先のとがった靴。
コートは着てなくても、ブランド物のマフラーをカッコ良く撒いて
片手はズボンに突っ込み、颯爽と歩いて表参道駅に向かいます。

こんな感じ
脚はもう少し長かった
ズボンの丈も若干短すぎ
そう、カバンは必ず持ってたわ

昨日の夕方ね…

1階のキッチンに居たら、息子が顔を出して
「ここで飲んで良いかな？」とビールを片手に入って来ました。
私もビールを開けて世間話を1時間ほどしたわ。

そして、今の生活環境に満足出来ているのは
「お母さんが丁度良い距離で接してくれるので有難いと
思ってるんだよ」そう言ったわ。
そして、子供の頃に両親をどう見ていたのか…
自分は、自由にさせてもらって有難かった…とか

父親が、優しくて、頼りになるので尊敬してた…
私が50代で腎臓ガンになって、右腎臓の摘出した部位を
医者に見せられ「リンパに転移してる可能性もある」
と言われた夫が号泣した話をしてくれたわ。

「あのお父さんが号泣したんだよ！
お母さんが大事だったんだね」って。

私、この話は娘からも聞いたし、
夫の葬儀で会社の同僚からも…
夫の兄姉からも、何度も聞いたけど
この話大好きなの。

勿論、私の前で涙を見せた事はないので信じがたい気もしてね。
だけど事実よ。
夫が泣いたのを見たのは、生後11ヶ月で亡くなった次男の病室です。
後にも先にもそれだけだわ。

息子が最後に、
・もう少し僕達の家庭に入って来て欲しい
・お金は全部使ちゃって良いんだからね　
そう言ってくれました。

後は僕達に任せて…かと思ったら
成るようにしか成らないんだからさ～だって。

甘えるさんちゃん
これね、3月3日なの
亡くなったのが3月11日だから
天寿を全うした気がしました

この頃思うのです
さんちゃんへの想い・さんちゃんの幻想・淋しさ
何もかもが永遠に胸に残ってて欲しいと。
居なくなった事に慣れなくても良い
毎日悲しみながら思い出して笑いたい
さんちゃん～
さんちゃん！
毎日声に出して言ってる
それでいいじゃない
忘れる必要なんて無いもん
今日も言ってる
「さんちゃん、ご飯よ～」

ゴメン、しっぽ踏んだネ