シルバー民主主義とは、
有権者全体の中で高い割合を占める高齢者向けの施策が優先される政治を言う。
シルバー民主主義などと言う難しい言葉を使わなくても、日本は昔から年寄りがそれなりに尊重される社会だった。
ところが、安倍政権以降、菅、岸田と、どちらかというと高齢者狙い撃ち政策が着々と進められている。
今回の「年金減額」などその最たるもの。
かといって若者や現役世代が優遇されているかというとそんなこともない。
あらゆる世代がなだらかな下り坂に喘いでいる。
しかし一部の高所得法人や富裕層だけが「左うちわの生活」をしているように見える。
平成元年(1989年)に比べて法人税や所得税は減額されているのに消費税だけが20兆円近く増加している。
「頑固おやじ」なる言葉はもう廃れてしまったようだ。
みな物分かりの言い「好々爺」を演じている。
少々言いたいことを言う「じじいやばばあ」が必要だ。
もっとも「暴走老人」になってしまっては身も蓋もない。
「笑って建設的な意見を言おう」例えば、「消費税は減額できる」などだ。
ベニバナバイカウツギ