行雲流水の如くに

粗にして野だが卑ではないーーこんな生き方があっても良い

「粗にして野だが卑ではない」

これは国鉄総裁だった石田禮助(1886~1978)の言葉だが、なかなか味がある。

このような骨太の人物を見かけなくなった。

別の角度から見ると「気骨がある」ということか、あるいは「私心がない」。

「粗にして野だが卑でもある」という政治家が多くなったが嘆かわしいことだ。

 

カタクリが咲き始めた。

粗にして野ということは「肩の力を抜く」ということかもしれない。

人生肩ひじ張って生きているとつらい。

粗野の反対語は優雅だが、優雅に振舞うためにはスキがあってはいけない。

自然体で優雅に振舞えれば言うことないのだが、高望みはしないほうが良いのかも。

 

ギョウジャニンニク

バターで炒めて最後に醤油をたらして食べる、これが美味い。

 

久しぶりのたこ焼き

北海道産小麦を使用している。道の駅で。


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コメント一覧

megii123
kenちゃん、こんにちは。
やはりご両親の影響は大きいですね。
またそれを心にとめて実行しているところもすごいです。
まさに猪、獅子座、B型のなせるわざ。

「品格ある将の器」です。拍手👏
megii123
A.S.さん、こんにちは。
いろいろエピソードご紹介いただきありがとうございます。
本当にこのような骨っぽい人物が少なくなりましたね。

小物ばかりが大手を振って世の中を闊歩しています。
石田のような気骨のある人物登場が望まれます。
knsw0805
行雲さん、こんにちは。
「粗にして野だが卑ではない」言動が雑で粗暴であっても、決して卑しい行いや態度をとらないという意味ですね。昔父から言われたことがあります。そして若い頃どこかで目にしたこの言葉が気に入りわりとそのような行動をしてきたと思います。全共闘世代で、しかも猪、獅子座、B型ですから言動が雑で粗暴はぴったりでしたが品格だけは誰にも負けないようにしてきたつもりです(爆)今の自民党の全議員に対して大演説をしたいです(笑)
activated-sludge
megii123さん、こんちは。A.S.です。

私も、石田禮助さん、とても大好きです。身内が国鉄勤務でもあったため、城山三郎さんの本を何度も読みました。しばしばブログにも引用。政治家との関係では…:

『「粗にして野だが卑ではない」――石田禮助の生涯』
《「閥をつくらぬし、あんなに敬愛できる人はいない。総裁を天職と信じ、生き方に自信があった。人間のスケールが違っていた」》
《…石田にとっての何よりの勲章として…これこそ、「マンキー」にふさわしい勲章。「死後、政府から勲一等叙勲の申し出があったが、これも未亡人つゆが頑として受けなかった。…》
《石田は吐きすてるように、「おれはマンキーだよ。マンキーが勲章を下げた姿が見られるか。見られやせんよ、キミ」…ただし、ただのマンキーではない。国鉄総裁になり、はじめて国会へ呼ばれたとき、石田は代議士たちを前に自己紹介した。「粗にして野だが卑ではないつもり」…「国鉄が今日のような状態になったのは、諸君たちにも責任がある」》
megii123
茉那さん、こんにちは。
そうですか、お読みになりましたか。
このような気骨のある人が本当に少なくなりました。
石田禮介の母親は女次郎長と言われたそうで、この母親を見て育っているから気っぷの良さを引き継いでいるのでしょうね。

政治家には自分のお金でじっくり本を読んでもらいたいですね。
裏金作りなどと言うことは、卑なるものの最たるもの。
hana04yama23 茉那
こんにちは。
城山三郎の本でよみました。
まだ本棚にあるはずです。

3千万円以上も裏金で書籍を購入した政治家がいましたが、こういう本を読んでもらいたかったと思います。
そうすれば、晩節を汚すこともなかったでしょうに。   茉那
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