豊かさを求める　会長日誌

エアコン室外機の機能…北斗市・本社
エアコンの室内機は、部屋の中にあるのでいつもに目にしています。
室温を室内機の上部から吸い込み、加温したり冷温にしたりして下部から吐きだします。
エアコン内部にはフィンという多くの熱の伝わり易い羽が何百枚も設置されています。

エアコン室外機（写真）にも、内部フィンと同じような羽が設置されているのです。
外部には冷熱も温熱も無限（下限あり）に存在しており、その熱を汲み上げて暖房に使います。
室内機に送り室内機は温風でも吐き、また冷風でも吐きすため、ヒートポンプともいわれます。

室内機に無くて室外機にあるものは、空気を圧縮するコンプレッサーです。
吸い込んだ空気の気圧を上げて、常温（私達が暮らせる普段の気温）でも冷媒ガスが気化し易くし、また液化し易くするのです。

富士山の頂上は気圧が低いので80度で水が沸騰して液化します。
つまりは気圧を高くすると沸点が上がって100度でも気化しなくなるのです。
気化する際は熱を奪うので冷房になり、その逆の時は凝縮熱を出して暖房に使います。

これ以上の説明は難解になるのでやめますが、エアコンは室内機と室外機がつがいでなければ機能を発揮しません。
このメカニズムが分かると、省エネで高効率のエアコン使用法を使い分けできます。

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