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pripocoの休日

三木城跡

毎日日勤では「夜、家に帰ってご飯食べて風呂入って寝る」が3日も続けばゲェが出る感じで、ヘトヘトです

ヤレヤレ、昨日から休みで今週は三連休です

忘備録と思いながら、既に忘れ始めてる…を思い出しながら

6月5日(日)雨☔
せっかくの日曜日に雨が降ると、悲しい😢
ですが、こういう日は大好きな博物館巡りデス

三木市の「みき歴史資料館」に行ってきました
入場無料
館内は他に数名来られてました。

三木市といえば、言わずとしれた豊臣秀吉による「三木の干殺し」で有名です。別所長治の三木城の跡にこの資料館が建っています

資料館での興味を引いた新しい発見のうち2つをご紹介したいと思います

1つ目は資料館入り口横の場所に、このようにいくつもの埋められた大きな壺🏺が出土したという

こんな大きな壺🏺が3列に並んで16個分とのこと(備前焼大かめ群)。2個は盗掘されたのか無くなってたけど、14個は割れた状態で残っていたと。

大壷の底からは炭化した麦粒が見つかったことから食料壺として使用されていたと考えられるそうです。
口径65cm、胴径78cm、底径43cm、高さ94cm
まさに三木城攻防の大事な兵糧が蓄えられていた壺ですね

大壷は備前焼で「三入」と彫られていて、「三石入り」という意味だそう。
お隣の県、岡山県備前市の三石のことですかね

三石にも窯があったのでしょうか
三石といえば、高い建物がない街の中に一際目立つ、高くそびえたレンガの煙突がある街です

耐火レンガを昔から作っていて、今も稼働、歴史のある街ですレンガ造りの建造物が街の中にたくさん見ることができます(過去には映画の撮影も)

三石は兵庫県との県境にありますが、まだまだ西へ行った伊部(いんべ)地区に備前焼の窯元がたくさんあって昔の町並みが残っています

話が脱線しますが、備前焼といえば「日本六古窯」の一つで、以前、日本遺産を調べたときに出てきました

「日本六古窯」とは縄文から続く日本生まれ、日本育ちの生粋の焼物産地のことです

土の中から出土した備前焼の大壷はきっと西国街道を荷馬車で引かれてやってきたと思うと面白いですねぇ(江戸時代より前ですから山陽道の方が正しいでしょうか)

船越峠を超え、有年峠を超え…やっと姫路に入っても、姫路から三木までまだまだいくつもの峠があり、それだけ考えても昔の人ってすごいです
(西国街道も走って確認したいですね

備前焼は西日本のアチラコチラの遺跡からたくさん出土します
「落としても割れない」(そんなことはない)と言われるぐらい、備前焼は硬くて重宝されたようです

興味を引いたもう一つは三木市に陸軍が建設した「三木飛行場」があったということ
(撮影禁止のため写真はありません

加西市にある「鶉野飛行場」はそのままの滑走路が残っています。三木市はどのあたりに🤔

「三木市、稲美町、加古川市をまたぐ…」とあるので、なんとなく位置的なところが予想出来ました。

太平洋戦争末期に飛行部隊の教育訓練場として急ピッチで建設され、ここで訓練した若者の一部が九州から出撃し、特攻に殉じたとあります。
(ご冥福をお祈りします)
外の本丸跡の公園に忠魂碑



資料館を出て、本丸跡ヘ
別所長治公像

この長治はポッチャリしてなんだかなぁ…
隣に立ってる案内にも三木市が作ったのではないことと、イメージで忠実に基づいた姿ではないと書かれてます

やっぱり…
本丸跡

天守台に上がります

別所長治の辞世の句
今はただ恨みもあらじ諸人の 命にかはる我身と思へば」
向かい合わせに別所家一族の辞世の句

約2年に渡る兵糧攻めの末、別所家の切腹で終わることとなりましたが、
長治はなぜ、毛利氏に寝返ったのか…

城主が身を持って、城兵や村人の命を守ったという話で引き継がれていますが、

トップが選択を誤り、惨憺たる結果に…とも思え、どちらにせよ、命を落とさずにはおれない時代ということでしょうか🤔

別所家亡き後は秀吉が町そのものを焼き払い、再興したとなっていて、全国から大工職人や鍛冶屋を呼び「金物の町みき」の繁栄の足がかりを作ったとされています。

ちなみに三木の金物の包丁は我が家にもあります。めちゃくちゃよく切れます🔪

お父さんや長女が研いでくれますが私は切れすぎて怖いので使いません
          おしまい


雨の日のお勉強散策の日記でした。
さて今日、何する








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