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Sudio K2 レビュー/強力なノイズキャンセリング性能と洗練された北欧デザインが魅力

こんにちは、ぶっち(@___bucchi)です。

夜中など、大きな音が出せない環境で役立つのがイヤホンやヘッドホン。特に耳が痛くなりにくく、より迫力ある音が楽しめる「ヘッドホン」は、夜間作業のお供として人気があります。

ヘッドホンは様々なメーカーから販売されており、種類や価格も多種多様ですが、今回紹介する『Sudio K2』は、スウェーデンのオーディオメーカー「Sudio(スーディオ)」が手掛ける、ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン。

Sudio K2

本製品はSudioならではの「北欧デザイン」が採用され、洗練された見た目に加え、強力なノイズキャンセリング性能を有し、約1万円前後と手に取りやすい価格を実現しているヘッドホンです。

実際に『Sudio K2』を使ってみましたので、使用感や音質、ノイズキャンセリング性能などを詳しくレビューしていきます。

オシャレなヘッドホンが欲しいと思っている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
なお、記事内容についてメーカー様からの指示は無く、率直な意見・感想を記載しています。

Sudio K2とは?

Sudio E3』や『Sudio F2』など、数々のオーディオ製品を手掛ける「Sudio(スーディオ)」から新しく登場した、ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンが『Sudio K2』です。

Sudioのラインナップの中では、『Suido B1/B2』の様な骨伝導ヘッドホンはありましたが、通常のヘッドホンは久々の登場となります。

Sudioについて

2012年に設立された、スウェーデンのストックホルムを拠点とするオーディオテクノロジー企業がSudio(スーディオ)。最新テクノロジーを取り入れながら、音質、デザイン、シンプルさ全てにおいて最高峰クラスのオーディオ機器を追求し続けているメーカーです。

公式オンラインストアでは30日間の返品無料対応してくれるのに加え、無料のメンバーシッププログラム「Sudio Sphere」に会員登録することで、最大18ヶ月間の製品保証が付くなどメリットが多いので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。

スペックと主な特徴

Sudio K2
タイプオーバーイヤー型
Bluetooth5.3
対応コーデックSBC
ドライバーサイズ40mm
再生周波数帯域20Hz〜20kHz
連続再生時間60時間(ANC ON:27時間)
充電時間90分
有線接続3.5mmステレオミニジャック搭載
充電ポートUSB-C
カラーパールホワイト / ブラック
ノイズキャンセリング
外音取り込み
マルチポイント接続-
サイズ197×173×83mm
重量245g
価格9,900円(税込)
Sudio K2の主な特徴
  • Sudio史上最も強力なノイズキャンセリング性能
  • Sudioならではの洗練されたオシャレなデザイン
  • 最大60時間再生可能なロングライフ設計
  • 3.5mmステレオミニジャック搭載で有線接続にも対応
  • 1万円以内とお手頃な価格

『Sudio K2』は、Sudioブランド史上最も強力なノイズキャンセリング性能を備えた、オーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホン。

耳をすっぽりと覆う密閉型構造に加え、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を組み合わせることで、高い防音性能を実現しています。

音質面では、40mmのダイナミックドライバーを搭載し、解像度の高い透明な音を奏でるのが特徴。一回90分のフル充電で最大60時間の再生が可能というロングライフ設計も魅力的です。

それでは、実際にパッケージを開封し、本体のデザインをチェックしていきます。

パッケージの内容

パッケージはSudioらしいシンプルながらも洗練されたデザイン。タイポグラフィが印象的です。

技適マークもある

本製品はBluetoothで接続するという事もあり、パッケージにはしっかりと技適マークが見えます。日本国内でも安心して使えますね。

開封していくと、Sudioのロゴが入った巾着袋にヘッドホン本体が収められており、その下にはクイックマニュアルと付属品類が収められていました。

Sudio K2のパッケージ内容
Sudio K2のパッケージ内容
  • Sudio K2本体×1
  • 充電用USBケーブル×1
  • 巾着袋×1
  • マニュアル類

パッケージ内容は上記の通り。

この写真にはありませんが、元々ヘッドホンが収納されていた巾着袋も付属してきます。

ユーザーマニュアル

マニュアルは多言語化されており、日本語の表記も見えます。

ただ、Sudio製品全般ですが紙のマニュアルには必要最低限の事しか記載されていません。より詳しい情報を知りたい方は、Sudio公式サイト、もしくはSudioヘルプセンターなどもあわせて確認しておくと良いでしょう。

充電する際に使うUSBケーブル

充電用のUSB-A to Cケーブル。長さは20cmほどと短く、あくまでも充電用といった感じ。コネクタ部分にはSudioのロゴが入っているのが特徴的です。

付属のSudioロゴ入り巾着袋。

素材としては不織布の様なもので、手触りが滑らかです。

この袋に入れておけば細かいキズからは守ってくれますが、クッション性は無いのでしっかりと保護したいという場合、別の袋に入れるかクッション性のあるバッグなどを併用するほうが良さそう。

本体デザイン

『Sudio K2』本体のデザインを見ていきます。

Sudio K2本体のデザイン

何と言っても目を引くのが、無駄な装飾が一切ないミニマルデザインという点。

無駄な装飾がないミニマルデザイン

ハウジングやそれを繋ぐパーツ、ヘッドバンドなど、パーツ一つ一つが無駄を削ぎ落としたデザインになっており、一般的なヘッドホンと比較しても洗練されているように感じます。

元々Sudio製品はデザイン性の高さが魅力でしたが『Sudio K2』はそんなSudioのデザインエッセンスをしっかりと感じられる洗練されたデザインだと思いました。

ハウジング部分も無駄がない洗練されたデザイン

ハウジング部分。こちらも下部にマイク穴が見えますが、それ以外全く装飾が無いデザイン。

ヘッドバンドにロゴが見えますが、グレーなので目立たない

ヘッドバンド表面にはロゴが見えますが、ロゴもこの1箇所にしか無く、色もグレーで目立たず調和している印象です。

ヘッドバンド中央の頭に触れる部分は、柔らかなレザークッション。

押し込むとモチモチとした弾力があるので、装着した際の頭の痛みを軽減してくれます。

ヘッドバンドは長さの調整が可能

ヘッドバンドは長さの調整が可能。ある程度の頭の大きさに対応します。

イヤーパッドはL/Rの表記があり分かりやすい

イヤーパッド部分。「L/R」の表記があるので分かりやすい。

レザークッションはモチモチで柔らかい

こちらもヘッドバンド同様レザークッションが採用されており、モチモチとした気持ち良い感触です。

耳に当てた時に痛くなりにくいので、長時間のリスニングでも使えそう。

右側にはUSBポートや物理ボタンなどがまとまっている

ヘッドホンの右側(R側)には、ちょっと見えにくいですがノイズキャンセリングの有無を切り替える物理ボタンと、充電用のUSB-Cポート、有線接続する際に使う3.5mmステレオミニジャックが搭載されています。

ワイヤレスだけでなく有線でも使えますが、オーディオケーブルは付属してこないので、自分で別途用意する必要がある点は注意です。

Sudio K2の使用レビュー

ここからは実際に『Sudio K2』を使い、使用感や音質、ノイズキャンセリング性能などを詳しく見ていきます。

装着した様子

『Sudio K2』を装着してみた様子。

Sudio K2を装着した様子

ノイズの少ないミニマルなデザインなので、耳に付けていてもスッキリとした印象。

若干側圧が強めな気もしますが、イヤーパッドがモチモチなので耳が痛くなることは無さそう。耳をすっぽりと覆うので密閉感もあり、装着しただけである程度音が遮音される感覚です。

装着感は総じて良好だと思いました。

操作方法

『Sudio K2』は、全ての操作をヘッドホン右側のユニットで行います。

具体的な操作は以下の通り。

動作・状態R側(右)
再生/停止タッチセンサーを1回タッチ
曲送りタッチセンサーを2回タッチ
曲戻しタッチセンサーを3回タッチ
音量+タッチセンサーを2秒間長押し
音量−タッチセンサーを3秒間長押し
通話開始タッチセンサーを1回タッチ
通話終了/着信拒否タッチセンサーを2秒間長押し
ANC切り替え物理ボタンを2秒長押し
電源ON/OFF物理ボタンを2秒長押し

この様にタッチセンサーのタッチ回数、及び長押しの秒数によって動作が変化します。

右側だけで全て操作出来るので便利と感じる方もいるかもしれませんが、個人的にはこういった一つのボタンに複数の動作を割り当てるのは誤作動を招くので、あまり好みではありません。

特に長押しの秒数で動作が変わるのは結構操作が難しい様な気がします。素直に左右に動作を割り当てるか、スワイプなどの操作方法があっても良いかなと思いました。

音質

Sudio K2は聞きやすい音質

『Sudio K2』は40mmのダイナミックドライバーを採用し、解像度の高い透明な音が楽しめるとされていますが、実際にいくつか音楽を聴いてみた所、全体的にはフラットで聞きやすい音といった印象を受けました。

特定の音域が変に主張しないバランスの取れたクリアな音ではあるのですが、密閉型という事もあるのか特に高音域については、やや抜け感に乏しく感じる部分もあります。

低音も質量はあるもののやや潰れ気味といった感じで、ハイエンド機と比較してしまうと分が悪い点もありますが、1万円前後という価格と、ノイズキャンセリングなどの付加価値を考えたら十分かなと思います。

ノイズキャンセリング

『Sudio K2』は、Sudio史上最も強力なノイズキャンセリング性能があるとアピールされています。

オーバーイヤー型という事もあり、耳をすっぽりと覆うような形で装着するので、付けただけでも物理的に多少の騒音を遮断しますが、それに加えノイズキャンセリングを有効にするとファンなどの低音ノイズに関してはかなり強力に消してくれます。

一方で人の声など中音域の音に関してはそこまで強力という訳ではありません。そのため、完全なる無音を求めている方にとっては物足りなく感じる部分もありそうです。

ただ、個人的にこのノイキャンの強さは結構好みで、細かいファンノイズなどはしっかりと消してくれる一方、人の声はそれなりに聴こえるので、”ながら作業用”としては良いバランスなんじゃないかと思いました。

また、強力なノイキャン特有の圧迫感みたいなものも少ないので、長時間のリスニングにも向いていそうです。

反応が良すぎて誤作動させてしまう

これはタッチセンサーの宿命とも言えるのですが、ヘッドホン着脱時など右側ユニットを触っただけで反応して音楽が流れる事があります。

反応が良くて誤作動してしまう

特に本製品は右側表面の大部分がタッチに反応するので、どうしても誤作動はしてしまいますね。

2回タッチなどに音楽再生を割り当てる事が出来れば良いのですが、本製品は動作のカスタマイズが出来ないので、この点は少し使いづらく感じる時があります。

外音取り込みやマルチポイント接続機能は無い

『Sudio K2』は、ノイズキャンセリング機能は搭載しているものの、外音取り込み機能には非対応です。、また、複数のデバイスに同時接続し、音の鳴る方に自動的に切り替えてくれる「マルチポイント接続」にも対応はしていません。

アプリに非対応

最近のイヤホンやヘッドホンは、アプリで音質調整や動作のカスタマイズを行えるものがほとんどです。

他メーカーの場合、5千円前後のかなり低価格なものでも専用アプリが用意されていたりするので、『Sudio K2』もアプリで音質調整などが出来れば良かったのになと感じました。

Sudio K2 レビュー/強力なノイズキャンセリング性能と洗練された北欧デザインが魅力

Sudio K2のレビューまとめ

Sudio K2

総合評価

(4)
Sudio K2 のイマイチな点
  • 右側に操作が集中しており、やや使いづらさを感じる
  • マルチポイント接続などの付加機能はあまり無い
  • アプリに非対応
Sudio K2 の良い点
  • Sudioらしい洗練された北欧デザイン
  • バランスの取れた音質
  • 強力なノイズキャンセリングで低音ノイズなどはしっかりと除去してくれる
  • 体に触れる部分に柔らかなレザークッションが使われており、良好な装着感

『Sudio K2』は、Sudioから久々に登場したワイヤレスヘッドホン。デザインはSudioらしいシンプルながらも洗練されたものに仕上がっており、流石の一言です。

本機では特に「ノイズキャンセリング性能が高い」とされていますが、実際に使ってみてもその言葉通り、ノイズキャンセリングがしっかりと効いており、特にファンなどの低音ノイズに対しての効果は強いと感じました。

音質面でもバランスの取れた音で聞きやすく、体に触れる部分がモチモチのレザークッションになっている事もあり、長時間リスニングにも向いています。

価格も1万円前後と、ワイヤレスヘッドホンとしては比較的手に取りやすい価格になっているのも嬉しい点。

多機能なものは求めておらず、シンプルでデザインの良いヘッドホンを探している」という方にとって、この『Sudio K2』はかなりマッチする製品だと思いますので、気になった方はSudio公式サイトでチェックしてみて下さい。

お得なクーポン情報!

メーカー様より、公式オンラインストアの【全商品が15%OFF】になるクーポンコードを発行していただきました。

Sudio K2」を始め、人気のイヤホン類も全て割引対象なので、この機会をお見逃しなく!

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(有効期限:2024年6月7日まで)

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