菩提寺から盆供・護持会費を銀行振り込みか現金書留にて送れとの封書が届いた。
コロナ以前は、いちいち寺へと赴き、手渡しをしていたのだが、さすがに仏道に帰依する者とてコロナを折伏すること能わず、2020年以降上記のように変更になった。
納期が近づいてきたので、すぐ近くの大規模団地内にある郵便局で手続きをしようと重い腰を上げた。そう、今日の最高気温は35度止まり、明日は37度が予報されているので、行くなら今日でしょ、って自分を励ましながら。
いや、いや、35度でも十分に暑いのである。ここを境として「猛暑日」となるのであるから。最近、よく耳にする「40度越え」に関しては特別な呼称は存在するのかな、なんて暢気なことを考えて歩いていたら、「グツグツ、ブクブク」「ボコボコ、グラグラ、・・・・・・」、妙な音が聞こえたような気がした。
そんな音など聞こえるはずもないのだが、まさにこの暑さのせいで血管が泡立つような錯覚に陥る。うん、今日でさえ、それほどに暑いのだよ。
ミヤマハンショウヅルが、その暑さも何するものぞと成長を続けている。6月26日には、萼片が裂けた。
📷2022年6月26日:かたや、ロマンスグレーに染まり、その存在感がさらに増したかのようなミヤマハンショウヅル!
送られてきたときについていたつぼみは、いま白髪白髯と化している。こんな花後の姿もいいものだ。
📷2022年6月28日:随分と間が開いたが、これで二輪目が開花したことになる。
一輪目が萼片を落としたのはいつの事であったか。かなり蔓も伸びてきているので、コントラストが美しい。
まだ、二つほどつぼみが萌してきている。これからも酷暑の夏にあって、涼し気な姿を見せてくれることだろう。
📷2022年6月26日:葉が平開したアサマリンドウの頭頂部。
アサマリンドウである。昨年仲間入りしたのだが、狭山のあまりの暑さにひるんだか、花を咲かせることなく、瀕死の状態で生き延び、年を越した。
だから、どこに、どのようにつぼみが芽生えるのか想像もつかなかった。
昨年は1ポットに二芽入っていたようだが、現在は三芽ほどが小さな鉢に息づいている。それでも、一つ増えている。
いま、その一茎の頭頂部をご覧いただいている。よく見ると葉が平開した状態になっている。どうも、この辺りににょっきりとつぼみが湧いて出てくるようなのだが・・・。
📷2022年6月26日:花期は9月から11月とされている。まだまだ容易なこっちゃない。
三重県の朝熊山(朝熊ヶ岳)で発見されたGentiana、そう、リンドウ属なので、アサマリンドウと名乗っている。
では、種小名のsikokianaとは? 四国産ってこと。あるサイトの記事によると、四国の山ではポピュラーな花なのだという。
そう、そう、花の付く位置だったね。Wikipediaの解説によると、「茎の先端と上部の葉腋」とあり、さらに「青紫色の花を上向きに数個つける」とある。
てぇ~ことは、この頭頂部の中心辺りからつぼみが出現するってことなのだろうか。
📷2022年6月26日:ゴーヤの実が結実した。この調子で実ってくれると糠漬けが楽しみだ。
ゴーヤの苗が大きくなってきた。今年は、幸先よく最初に受粉作業を行った雌花が結実した。
グリーンカーテン、期待しているのだが、どうなることだろうか。
📷2022年6月26日:こちらも夏の実りの一つ、利休草の実である。
利休草、またの名をビャクブ(百部)という。ビャクブ科の多年草で、こちらも蔓性の植物である。
こちらもすでに実りが見られた。茎の曲、葉の茂り具合も興味深いが、この実も面白い。
📷2022年6月26日:ぽつり、ぽつりと咲いてくれる。楚々とした花だ。
📷2022年6月26日:つぼみが萌し、花が開き、時至れば実が稔る。自然の理のままに。
つぼみが萌し、花が開き、時至れば実が稔る。
自然の理と言えばそれまでのことだが、あ~、その自然のままに生きることの難しさよ。