真理を求めるあなたに

聖書を紐解き御言葉の意味を読み解きながら真理を探っていきます

分かりにくい黙示録

2024-04-25 08:27:28 | 黙示録
聖書は、総じて導き手がないと理解できない書ではあります。

その導き手とは、聖霊の導きだけではなく、ヘブル語の心得を持った方のガイドや背景となる歴史の知識だったりもします。

その中でも、特に黙示録は手引きが必要な読み物です。

他の聖書箇所も同様だけれど、黙示録はヨハネが神から啓示を受けて記した書なのです。

でも、神から啓示を受けた時、それを解き明かすことができずに、絶望のあまり泣いているところを、封印を解くことのできるお方を指し示されたのでした。


【[ヨハネの黙示録 5:3,4,5,6,7]
しかし、天でも地でも地の下でも、だれ一人その巻物を開くことのできる者、見ることのできる者はいなかった。
私は激しく泣いた。その巻物を開くにも、見るにも、ふさわしい者がだれも見つからなかったからである。
すると、長老の一人が私に言った。「泣いてはいけません。ご覧なさい。ユダ族から出た獅子、ダビデの根が勝利したので、彼がその巻物を開き、七つの封印を解くことができます。」
 また私は、御座と四つの生き物の真ん中、長老たちの真ん中に、屠られた姿で子羊が立っているのを見た。それは七つの角と七つの目を持っていた。その目は、全地に遣わされた神の七つの御霊であった。
子羊は来て、御座に着いておられる方の右の手から巻物を受け取った。】

黙示録の1章から3章は、歴史における七つの教会について書かれています。
これは、後々、詳細に渡って記してみたいと思っています。

4章は、七つの封印を開く前の天の様子が記されてます。
天の御座、24人の長老、七つの御霊、四つの生き物(天使)、天での礼拝についてなどが表されています。

5章は、ヨハネが封印で封じられている巻物を見たことが書かれている。けれども、その封印を開くのにふさわしいものは、まだ明らかにされていなかったのです。
そこで、泣いていたヨハネに長老の一人が封印を開くことのできる子羊を指し示してくださり、子羊から巻物を受け取ったというわけです。
そして、巻物を受け取った時、四つの生き物と長老たちが、子羊を礼拝する様子が書かれているのを見ることができました。

【[ヨハネの黙示録 5:6,7,8]
 また私は、御座と四つの生き物の真ん中、長老たちの真ん中に、屠られた姿で子羊が立っているのを見た。それは七つの角と七つの目を持っていた。その目は、全地に遣わされた神の七つの御霊であった。
子羊は来て、御座に着いておられる方の右の手から巻物を受け取った。
巻物を受け取ったとき、四つの生き物と二十四人の長老たちは子羊の前にひれ伏した。彼らはそれぞれ、竪琴と、香に満ちた金の鉢を持っていた。香は聖徒たちの祈りであった。】

6章で初めて七つの封印が子羊によって開かれることになります。
順番に患難の度合いが増すことになります。
反キリストはユダヤ人と契約を結ぶまでは平和と安全を約束する契約を結んだが、その後で、それが嘘であることが明らかになり、3つの戦争が起きるのです。

注: 
尚、これから、カテゴリー「黙示録」の記事は、中川健一氏のハーベストタイムメッセージステーションとゴットホルド・ベック氏の著書「すぐに起こるはずのこと」、そして、高原剛一郎のYouTubeチャンネル「ごうちゃんねる」を参考にさせていただきます。





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