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指導日誌

あと2日 死ぬ気で!!

42万3,260人

2024年度の国公立出願者数延べ人数です。

3月12日、あと2日後なのですが、まだまだやれることはたくさんあります。

例えば、志望校の赤本をぱっと開く、そのページの問題を自分で自分に声を出して解説してみてください。

これは、教育学でも学ぶんですけど、効果あります。                                 仕事している時に「ぶつぶつやかましいな」そう思わず感じてしまう人いませんか?

聴覚を働かせると、理解力が深まるんです。                                      来年の受験生はね、是非、頭の隅にでも入れておいてもらえたら嬉しいです。

 

僕は、いつも午前中が比較的、時間があるので、ブログの記事を書くことが多いんですけど、今日はこんな深夜になってしまい、まだ、脳のアドレナリンが出てるのかな、眠くならないので、激励、と言っては僭越ですが。

さっきまで、受験生、国立の後期日程のね、この子は、中学受験で中高一貫校に6年前に合格した元教え子、遠方なのでZoomで指導していました。

とは言っても、大学受験生を指導していた訳ではないんですよ。                             この6年間、事あるごとに連絡くれてたので「最後の仕上げ具合見るよ」と思わず口が滑った、最初で最後の仕上げチェックですね。合格するね、間違いなく。問題なかった。

 

今、この時間、どんな子が、どんなことを思い、この記事を読んでくださっているのかは、僕が判る筈もないんです。でも、受験生も読んでくれてるのかな?と勝手に想像しながら。

あと2日、まだ2日、もう2日、感じ方は人それぞれでしょう。

結果が出た時に「悔い無し」これは受験だけではなく、スポーツでもなんですけど、あれ本気なんですかね? 本気じゃないですよね。

もう、辛さから解放されたのでラッキー!                                       そしてしばらく時間が経過してから悔しさが込み上げてくる、終わった瞬間にここで苦しさ限界だった、という意味であって結果に対してではない、少なくとも僕自身はそうです。

中学受験、高校受験、大学受験、入社試験、何でも、不合格は不合格で負けです。敗者です。厳しいけど、これは、僕は、はっきりそう考えています。

教え子は絶対に負けさせたくないので、必死、それだけなんですね。

そう考えないと、その後の人生も、なんとなく、になる、なんだか意味不明な言い訳ばかりで「責任感」とは全く無縁な人間になる。だから、そう厳しく考えています。

 

自分の大学受験を振り返ると、僕が受験したのは2回だけ。同じ大学です。                    理由は簡単でその大学にしか進学したくなかったから。                                      あの時期の辛さは今でも鮮明に覚えていて、もう一度、と言われたら嫌です、無理です。      

生きている事の中心が勉強、そういう期間でしたね。

眠さの限界が来たら、机の横の床に崩れてます。飯などカロリーメイトでも食べてれば死なない。トイレ行きながらでも英単語は覚えられる。A4の紙片手に歩きながらでも見ながら暗記もできる。はっきり言って異常でした。 

                                          でも、そこまでやらないと絶対に合格できない、バカだったからですね、自覚していたので。

不合格になって悔しい気持ちはわかります、でも、残念だけどやる事やってなかっただけ。 そんな思いはしたくない、そんな風に思われたくない、であれば、本当にギリギリまで粘る。

あと1ヶ月あったら。こんないい訳もダメ。

1ヶ月=30日=720時間、1年間で720時間だけ睡眠時間余分だった、それだけ。                    1年間で720時間遊んでた、それだけ。その代償が非常に大きなショックになる。

僕の授業、指導も今みたいに百戦錬磨のような結果が出せた訳ではないんですよね。

受験生で苦しんで、社会人になって苦しんで。

なんでそこまで、というぐらいボロッカスに言われ、結構な無理難題を言われ。                     若い頃は、毎日、逃げよう、辞めよう、そうしよう、でした。

でも、塾業界って退職する機会が限られているんですよね。1年間で数日しかない。                年度切り替え、でも下の学年受け持っていたら無理で。                               中1と中3を受け持って中3全員第1志望校合格、このタイミングですよね。ほぼないんです。

 

受験日当日も覚えてるんだな~。数学で大問5⃣まであったんだな。                                            合格ラインはいったかな~、って見直してたら大問2⃣が全く違うって気が付いたんです。

これ書きなおすと時間無いかも、という本当にどうしよう状態。

微積の問題でしたよね。全部消した、もう賭けですよね。                             でもそのままでも点数にならないって判ってるので迷っても仕方ない。結局、完答できた。                                                 試験が終了し「100%合格」って確信してた。                                    帰りの電車の中では、もうアルバイト探してましたよね。

大手予備校の解答速報がやはりあって、厳しく見ても90点。                             この式の変形入れてないと減点かな?とかそんなレベル。

こう、自分自身がギリギリまで。そして第1志望校合格に死ぬ気で、そんな経験をしているので、絶対に諦めたら終わり、諦めてる子ども達を指導する気もない、やる気がある子はとことん、こんな時間まで、というのは結構おじさんには厳しいのですが。

 

部活動でも、すっごく苦しかった訳です。もう嫌な訳、授業中寝てるのが天国だった訳。  でも、死んじゃあいないのよね。

なんだかよく訳わからない言い訳するのも見苦しい、意味ない。

今までのノート、何十冊あるんだろう?この2日間で全部読み直してみるのもいいんじゃないかな。

不安?緊張?

不安なら勉強する。緊張しそうなら勉強する。

まあ、少なくともここに1人はそういう受験生を応援しているご老人がいるので。


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