トウゴクミツバツツジが咲く頃にはシロヤシオも白い可憐な花を咲かせる。シロヤシオは天皇陛下の御息女、愛子さまのお印でもある。お印は皇族の身の回りの品々に名前がわりに付ける印章のこと。御用ツツジ、別名シロヤシオはツツジの花より小ぶりな白い花、中禅寺湖畔の金谷ホテルの前に咲いていた記憶がある。奥日光の一番良い季節が新緑の季節だ。
新緑の季節は高原の春から初夏にかけて一気に押し寄せてくるので本当に萌えるような新緑に包まれる。
戦場ヶ原は温暖化の影響で何回か大水に見舞われ土砂が流れ込んだり木道が流されたりの被害が出たが、最近は木道も修復され散策に支障が無くなってきている。
そんな奥日光だが撮影旅行当日、雨で中止かなと連絡を取ると撮影仲間の先輩から奥日光は梅雨が無い!だから撮影に支障はないので出発。と毎回言われた。まあ、出掛けてみると雨の場合も多々あるのだが、いろは坂を登り中禅寺湖畔あたりまで来ると雨が上がり中禅寺湖の対岸の上空に青空が見えている。そんな日もあったりする。また、雨の中に突然、陽がさし青空が広がる事もある。
奥日光は標高1300m〜1400mあり下界から見れば天上の楽園だ。冬は寒さが厳しいが夏は下界より10度近く低く過ごしやすい。よくよく考えてみるとなるほどと思える。梅雨雲が届かないほど標高が高く、雲の層も薄いので晴れ間が出る確率が高いと考えれば納得がいく。気がする?。裏付けの資料があるわけではないのでとりあえず先輩の意見に納得!
1匹はボーダーコリー、もう1匹はパピヨンだ。ボーダーは1年半前に脾臓を摘出、その3ヶ月後に半身不随となって動き回れなくなった。パピヨンは腎臓が弱り皮下点滴で命をつないでいる。愛犬2頭はそれでも元気に騒いでいる。
体が動かせないボーダーは態度で要求を示す。頭を前後に動かすときは姿勢をかえろ、体を前後に動かす場合は排便信号、お漏らし前に教えてくれるので処理をしてやる。2匹が寄り添い眠る姿を見ると何気ない毎日だが無事に過ぎてくれる日々に安堵する。
そんなマンガ文化の発信元、お膝元の出版社の玄関を撮った1枚を写真で紹介。先週末、神田神保町に用事があり出かけた時に撮影した1枚。集英社と小学館の玄関前である。今や出版社の稼ぎ頭も彼らアニメの主人公なのかもしれない。
そうだ、ついでにバラの追肥とブルベリーの肥料をあげるか、とホームセンターに出向いて園芸売り場を覗いたらカラフルな花が一面に咲き、買いもしないのにぐるぐると徘徊してしまった。まあ、この程度の徘徊老人なら許してくれるだろうと1時間近くぶらぶらして帰宅するともう昼食の時間だ。
我が家は基本、ジジイが昼食の準備をする。勤めを辞めぶらぶらしている時に、カミさんから、お友達の旦那さんは朝ごはんが終わると昼食はまだか?とか、自分は黙って徘徊するくせに買い物に出かけようとするとどこへ行くんだ?何時に帰るんだ、とうるさくて嫌になる。との話、どうも自分に対して言われている気がした。そんな事もあり、昼食ぐらいは俺がと申し出ていつの間にか昼食担当になった。帰宅後、急いで冷やし中華を作りなんとか昼食に。腰を叩きながら午後の草取りの算段をしている、昼休みのひと時だ。
東京都美術館に用事があり上野公園に連休中何度か足を運んだ。上野公園、結構広く国立の博物館も複数、見て回るだけでも一日がかりだ。公園内に食事ができる場所が少なく、今回も美術館内の手頃なレストランは満席の盛況だったため東京都美術館内に入っている精養軒のランチでもと入り口まで行ったが、懐具合が常に寂しいジジイとしてはランチで4千円かかるレストランは手がでない。諦めて手頃なレストランの混雑している行列の最後尾に並んだ次第。
レストランといえば国立博物館・東京に入っているレストランは価格も手頃でリーズナブルだ。ここのレストラン、ホテルオークラが入っている。「ユリの木」と「ガーデンテラス」とあるのでお好みで。ガーデンテラスにはホテルオークラ自慢のフレンチトーストもメニューにある。カフェも併設しているので博物館の探索に疲れたら覗いてみる事をおすすめする。
ところで美術展に来展した若者は近くの芸大に学食があり、こちらでお腹を満たしていたみたいだ。
もう1件、国立科学博物館のレストラン、調べてみたら、ここは精養軒のムーセイオンというレストランが入っている。科博では当然、お子様中心のメニューで見た目にも楽しそうな品揃えだった。
還暦を過ぎて大分経つ。そして考えることがめっきり減ってしまった。なすがまま、為されるがままの生活を日々送っている。
昔、教科書の表紙に、この、「考える人」の写真が載っていた。美術の教科書では無かった気がするが、と思い出そうとしても記憶は遠い彼方に、なんせ、見るもの、聞くもの1時間も経てば忘れている。今しがたやっている事を忘れて別の事をやっている。
そんなジジイだが、以前から気になっていた西洋美術館の前庭に展示してある例の「考える人」を見るために寄り道した。ここに展示してあるブロンズの「考える人」、「地獄の門」などロダンの代表作品だが「考える人」は実物より大きい拡大物らしい。西洋美術館は原寸の考える人も所有しているそうだ。ブロンズは鋳型があるので何個も作成できるそうですがロダン作の鋳型はフランス政府が管理していて12個までは本物、13個目からレプリカになるとか。西洋美術館のブロンズ像は本物。最近、水道の蛇口や消火栓の放水銃などを盗む輩があちこちに出没している。ブロンズの「考える人」大丈夫なのか?なんて、ジジイはつまらないことは考える。そして「考える人」を見上げる還暦を過ぎた人は、無くなると困るので撮っておくか、考えることもなくシャッターを押した人だった。
カレーの市民 ロダン
地獄の門 ロダン
庭の草むしりをしつつ我が家のバラは遅咲きか?まだ咲かないな!ご近所のバラはもう咲いており散歩のたびに我が家はまだかと気を揉んでいた。と毎日、蕾を見続けていたら今日あたりやっと花びらが開きはじめた。バラは虫がつきやすいので何本も植えてあるわけでは無いのだが咲き始めると庭の雰囲気がいっぺんにゴージャスになる。ピンクと黒バラ、赤紫のバラを植えているがどれもやっと咲き始めてくれるらしい。咲き始めると次から次へと開花してくれるが花の命は短い。今年は花つきもよく枝もしっかりしているので長めに花を楽しめそうだ。