私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

地元首長は自衛隊員への差別を詫びるのが先では

2021年01月18日 20時45分39秒 | 沖縄関連・基地問題

沖縄で自衛隊員成人式 駐屯50年で初めて地元首長が祝辞

2021/01/15

 沖縄県の陸上自衛隊那覇駐屯地で15日、新成人の隊員を激励する式典が開かれ、那覇市など地元4市町の首長が初めて祝賀メッセージを寄せた。沖縄に自衛隊が駐屯して今年で50年目。当初は反発が強く、隊員が自治体主催の成人式に参加できなかった時代もある。今年の式典は、新型コロナウイルス感染防止で規模は縮小したものの、県民の自衛隊への信頼をうかがわせる内容となった。

沖縄のために

 「日本の将来を担う、頼もしい皆さんの活躍を心から期待します」(城間幹子那覇市長)

 コロナ禍のため来賓不在で行われた陸自那覇駐屯地主催の成人式。城間市長のほか沖縄市の桑江朝千夫(さちお)市長、南城市の瑞慶覧長敏(ずけらん・ちょうびん)市長、八重瀬町の新垣(あらかき)安弘町長が、ビデオでメッセージを寄せた。

 那覇駐屯地によれば、県内自治体の首長が新成人の隊員に向けて祝辞を寄せるのは今回が初めてだ。

 那覇駐屯地で20歳を迎えた隊員は85人。このうち演習などのない隊員41人が式典に参加し、首長の言葉に聞き入った。

 式典後、第51普通科連隊の佐藤瑛梨華(えりか)1士は「激励してもらい感謝している。男性隊員に負けない自衛官となり、沖縄の安全のために頑張りたい」と決意を新たにした。

招かれざる客

 沖縄県に陸自の部隊などが駐屯したのは、本土復帰の昭和47年からだ。当時は革新派を中心に反自衛隊感情が強く、隊員の転居手続きが拒否されるなどさまざまな差別待遇を受けた。

とくに那覇市では50年、「混乱する恐れがある」として自衛隊に成人式への参加辞退を要請。52年には革新系市長が「自衛隊は招かれざる客」と発言して参加を拒否し、那覇地方法務局が人権問題として調査に乗り出す事態となった。

 那覇市は54年に方針を改め、隊員に招待状を送るようになる。だが、市職労などが反発し、会場の入り口で労組員らが新成人の隊員を取り囲み、追い返すような活動を毎年繰り返した。

 平成に入ると過激な活動は下火になるも、革新系の市民団体などによる抗議集会は11年頃まで続く。那覇駐屯地では独自に祝賀式典を開催してきたが、自治体の首長が来賓として関わることはなかった。

地域に貢献を

 状況を変えたのは、長年にわたる自衛隊の活動だ。

 沖縄には今も先の大戦時の不発弾が地中に埋まっているが、発見され次第、陸自の部隊が処理してきた。離島の緊急患者空輸も行い、昭和47年の活動開始以来、1万人以上の県民の命を救っている。

 昨年も、1月にうるま市などで豚熱(CSF)が発生した際には災害派遣で出動し、殺処分や消毒支援に奔走。新型コロナ対応でも4月と8月に玉城デニー知事からの災害派遣要請を受け、患者の輸送や看護師派遣に努めた。

 こうした活動が県民から評価され、沖縄本島では現在、自衛隊への抗議活動はほとんど行われなくなっている。

 今回の成人式での首長メッセージは、県民の自衛隊感情を踏まえ、那覇駐屯地が各首長に要請した結果、初めて実現したものだ。

 司令の嶋本学1佐は「隊員であるとともに地域の一員であることを自覚し、地域に貢献できる成人になってほしい」と話す。

 コロナ禍で式典を実施したことについては「自衛隊は、リスクを抑える万全の準備をした上で、リスクと隣り合わせで実動する組織だということも伝えたかった」とした。
(川瀬弘至)

(産経新聞)

(引用終了)


 かっての大戦中に米軍によって投下された爆弾が爆発せず、不発弾として未だに発見されることがあるようで、その多くが沖縄県に集中しており、自衛隊による処理が行われているのは良く知られている。不発弾の処理は数多の仕事の中で最も危険であると認識しているし、いくらカネを貰ったからとしても、やりたくないものだが、それでも「誰かがやらなくてはならないならば我々がやる」として自衛隊の不発弾処理隊がその任務を遂行している訳である。

 不発弾処理を任務とする自衛隊員は下着を沢山買い込んでいるそうで、処理がある日は必ず新品の下着を着て任務に赴くとのことであり、なぜかと言うと、もし処理を誤って爆発させてしまうと殉職するかも知れないとなれば汚れた下着では恥ずかしいと言う訳だ。まさに国民に被害が及ばないようにと覚悟をもって任務を遂行しようとする自衛隊員に対して、敬意と感謝の念を示すのは国民として当然ではなかろうか。

 そのような国民の自衛隊に罵声を浴びせたり、様々な嫌がらせを行ってきたのが日本共産党などの反日サヨクの連中だが、もし台風や地震などで被災したとなれば、災害派遣された自衛隊が設置した風呂に入ったり、食事の提供を受けたことがある者もいる筈だ。それでも自衛隊は「確かあなたは」と言って差別せず他の被災者と同様に扱ったであろうし「良くも恥ずかしくもなく」とはまさにこのようなことを言うのであり、信念があれば自衛隊の支援を断固として拒否すべきなのに、にも関わらず平然と自衛隊の支援を受けているとなれば反日サヨクが良識ある国民から嫌われているのは当然ではなかろうか。

 産経新聞によれば、沖縄県の陸上自衛隊那覇駐屯地で15日、新成人の隊員を激励する式典が開かれ、那覇市など地元4市町の首長が初めて祝賀メッセージを寄せたとのことで、今までは成人になった自衛隊員がいたとしても、沖縄県では祝福する首長がいなかったとは驚く他はなく、まさに差別されていた訳だが、「差別は許さない」とか言っている連中にとって自衛隊員は差別されて当然だと思っていたようだ。

 かって沖縄では、自衛隊員やその家族までが驚くべき差別を受けていた歴史があり、産経新聞の記事にもあるように自衛隊員を成人式に招待しないだけでなく、隊員の転居手続きや、なんと子弟の入学まで拒否し、自衛隊員らを日本国民として扱って来なかったと言えるだろう。

 その後、自衛隊員を成人式に招待することになっても、反日サヨクの連中が、会場入り口で隊員の入場を阻止する違法な行動を行って追い返すなどしたが、当時の偏向メディアは、そのような反日サヨクの連中を批判することもなく、沖縄の特殊な事情とか言って、自衛隊員が受けている差別を何ら問題にしなかったのである。

 那覇駐屯地での新成人の隊員を激励する式典に那覇市など地元4市町の首長が初めて祝賀メッセージを寄せたのは良いとしても、その前に、今まで自衛隊員やその家族までも差別してきたことを詫びるべきであり、自衛隊としても腹の中では「何を今さら」との気持ちではなかろうか。

 かって自衛隊員に罵声を浴びせ、石を投げていた連中も今や後期高齢者となっているであろうが、もう反省はしなくともいいので、災害の被災者になったとしても、自衛隊の支援は拒否するとの信念を貫いて欲しいもので、そうでなければ今まで自衛隊を貶めてきた運動が間違っていたことになるし、 天寿を全うすることが出来ない のではなかろうか。
(2021/01/18)


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4 コメント

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心温まる話 (成田あいる)
2021-01-19 23:39:46
転居手続きだけでなく、「自衛隊は招かれざる客」と成人式への参加まで拒否されるなど、「基本的人権」の侵害であり「法治国家」にあるまじきことです。
自分たちの憎っくき存在のせいか、普段「人権」だの「民主主義」などと口五月蝿い連中は口を噤んでいたようです。
また各メディアも、「居座る米軍」「横暴な米兵」をクローズアップするばかりで、自衛隊員への人権侵害などはなっからスルーしていたようです。
那覇駐屯地が独自に成人式をやるようになったのも、「招かれざる客」とシャットアウトされたからでしょう。

それでも首長らが初めて祝賀メッセージを寄せることになったのは、自衛隊の地道な活動の成果でしょう。
このようなことは、産経と対極にある某全国紙はじめ各メディアでは決して取り上げられないでしょう。
コロナ禍の中心温まる出来事ですし、自衛隊の存在が幅広く認知されたことを実感します。
この点、今まで彼らを成人式から締め出してきた各自治体はどう捉えるのでしょうか。
一歩前進なるも・・ (HAKASE(jnkt32))
2021-01-21 15:10:58
お疲れ様です。遅れましたが、拙者も沖縄の自衛隊駐
屯地勤務の新成人各位に、一言の祝意を申します。

その上で、地元自治体首長複数による祝意表明は、望
ましい方向へと思潮が変わり始めている一つではと、
拙者などは思います。成田あいるさんも語られている
様に「心温まる話」でもあると心得ます。

貴記事の様に、まずこれまでの対自衛隊ヘイトとも
言える差別的姿勢を詫び、けじめをつけるべき事に
も賛意を表します。順番としては、確かにその方が
先かも知れません。

それにしても、在沖縄自治体に対するそれもさる事
ながら、そうした自衛隊への不良姿勢を煽ってきた
左傾報道メディアに対しても、我々日本人は謝罪と
報道姿勢の変更を厳しく求めていく必要があるかも
知れません。

具体的には 朝日新聞一味と、その論調を受け売って
いるだけの沖縄二紙に対してですね。尤も連中は「極左御用達」の確信犯ですから、貴記事にある様
「不都合な真実」は意識してスルーでしょうが、そんな
事ではメディアとして地盤沈下して行くだけの事でしょう。
>成田あいるさん (forest(管理人))
2021-01-21 19:57:04
コメントありがとうございます。このような記事が掲載されるのは産経新聞くらいで他紙ではまず報道されないと思っています。

自衛隊員が沖縄で差別されているとの報道を記憶していますが、それを行っている反日サヨクを批判する報道はなく「差別されて当然」との記事ばかりで、自衛隊員やその家族まで差別されていることを問題視していませんでした。

反日サヨクからの嫌がらせを受けている自衛隊のために何か出来ることはないかと常に思っており、胸を張って仕事が出来るように、このブログでも「心温まる自衛隊と国民の話」を取り上げるようにしています。今度、近くの国道を自衛隊の車列が通過したら敬礼してみたいもので、不作法にならないようにと、今その練習をしています。
>HAKASE(jnkt32))さん (forest(管理人))
2021-01-23 18:07:33
コメントありがとうございます。そうですね。沖縄の自治体もさることながら、偏向メディアも自衛隊に対する今までの態度を謝罪すべきですが、おそらく、しないでしょうし、潰れてやっと気が付くことでしょう。偏向メディアがなくなり、在日朝鮮人が帰国すれば日本は良い国になりますね。支那人も同じです。

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