駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

お世辞は撲滅

2021年11月27日 | 社内事情

今歯医者に通ってますが

まぁ好きになれませんね

私だけでなく

あの空間が好き

なんて人は誰一人居ないでしょうね。

物音が何一つしない静寂の中

おもむろに先生が

では始めます

って言ってドリルを回します

あの金属音を聞くと

私の体は条件反射で

コチコチに固まり

冷や汗が流れます。

そして時々神経に触れては

悲鳴を上げるのです。

その苦痛が終わると

不覚にも

私の目にはうっすらと涙が滲んでいます。

その涙目で先生に言う訳です

“ありがとうございました”

しかし先生から

ありがとうの言葉はありません。

“お大事に”

だけです。

普通の世界から見れば

特異な場所ですが

しかし私は

好きにはなれませんが

憧れてる世界でもあります。

理由は

余りにも不動産の世界と対照的だからです。

歯医者では

私たちの世界と違い

全くお世辞が飛び交いません

御世辞が無いだけでなく

苦痛も味わされます。

にも関らず

患者は

最後は感謝の気持ちが湧くのです。

理由は

歯医者に行く人は

何も先生からお世辞を言って欲しい

なんて思ってません

ただ求める事は

しっかり治療して欲しい

それだけです。

ですから

私たちの世界とは逆に

無口でお世辞を全く言わない先生は

仕事に集中してる訳ですから

信頼と感謝が増すのです。

私がその世界に憧れてる

って言うのは

不動産の世界もそうあるべき

そんな気持ちがあるからです。

つまり

お世辞ではなく

仕事でお客様に評価してもらう

これが不動産に限らず

本来のビジネスの在り方

そう考えてるのです。

そんな風にして世の中を見ると

人をやたら褒める人の心理

これも良く見えてきます。

お世辞を多用する時には

人間は自分の仕事に自信が無い時です。

私たちの仕事であれば

売るにしても買うにしても

それが本当にお客様の要望に応えてる

そんな確信が持ててれば

お世辞は必要ありません。

お世辞は

相手に不利益を与える取引きの時に

その不利益から目を反らさせて隠すため

こんな本質が良く理解できます。

ですから

私自身は

お世辞営業は

とっくに卒業したのです。

人間お世辞を言われれば

気分は良いのですが

お世辞を多用する人は

その表面的な好印象とは逆に

内面は真っ黒

なんて事もありますから

そうならないように

お世辞で舞い上がるのではなく

逆に警戒する

その位の気持ちであれば

大けがをせずに済むかも知れません。

まぁそんな感じです。

しっかり仕事をしてくれるのであれば

無口であっても

痛くても

私のように

患者は浮気せずに来てくれるのです。

社員の皆さんも

そんな世界を目指して下さい。

もう御世辞は止めましょう。

それよりも仕事で評価してもらう

そんな姿勢を貫いてください。

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