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法と感情のバランス

2021年12月06日 | 世間一般

自民党の泉田衆議院議員が

地方議会の重鎮で星野と言う人から

裏金を要求された

って話

面白いですね。

新潟県が舞台ですが

裏金を要求したと言われてる星野って県議は

82歳だそうです。

まぁこの世代は越山会の金権政治

これを見て来た世代ですから

選挙はお金

そんな意識はしっかり染みついて取れない

そんな事なんだろうと思います。

ただこの話

単に星野と言う人が悪

かと言うと

どうもそうとも言い切れませんね

橋下徹が言っていましたが

彼も最初に選挙に出た時には

自民党から1000万円を要求され

払ったそうです。

ただし

選挙資金規制法にのっとって払った訳ですから

問題にはなりませんが

実際に選挙には色んな経費が必要ですし

それを負担するのは当たり前

そう言っていましたね。

まぁしかし橋下徹の選挙からも随分時間が経ってますから

恐らく今はまた状況が違うのかも知れませんが

ただ今回の件で泉田議員が言ってたのは

裏金を払わなかったために

実際に地元の有力者の協力が得られず

選挙は大変だったそうですね。

実際に選挙区では落選しています。

恐らくその恨みもあって

暴露したんでしょうね。

今回録音テープも流れましたから

重鎮だかなんだか知りませんが

さすがに星野さんヤバいでしょうね。

星野さんをやっつけたとして

泉田議員

今後は安泰か?

って言うと

多分そうではありませんね。

今回の行為で

地元の人たちは

長年の慣習を暴露されて

反発してるでしょうからね

法的には正しい行為でも

選挙は投票者の感情で決まる訳ですから

必ずしも正論が勝つとも限らないのです。

新潟と言えば

田中角栄の新潟三区をすぐに思い浮かべますが

彼は

刑事被告人になっても

脳梗塞で言葉を失っても

ダントツのトップ当選を続けましたからね

つまり

日本人の大多数から見れば

極悪人だった田中角栄ですが

その極悪人扱いする人達は

ほとんどがマスコミを通じて田中角栄を語りますが

選挙区で実際に田中角栄を知ってる人たちは

ブレる事無く支持し続けたのです。

若い頃それをずっと見ていましたから

人物は

マスコミが作り上げる物は

正しい評価とは言えない

そんな事を強く思いましたね。

逆もたくさんあって

誠実なイメージをマスコミで作り上げたのに

実際には

お金で愛人を買おうとした

なんて事で

宇野宗佑は総理大臣を辞めました。

そんな訳で

今の時代は

マスコミで人物像は捏造する事ができますから

必ずしもそれが実態とは一致しない

だから

その真の人間性が晒される選挙では

綺麗ごとを並べる候補者より

半身不随で何もできない田中角栄に完敗したのです。

人間の作る社会は

秩序の安定のために法を定めますが

ではその法が万能かと言えば

そうではありません。

建前はともかく

実際には感情は法の上に行く事が良くあります。

だから裁判になれば

弁護士は良く

裁判官の心証

これを口にするのです。

そして

その人間の感情は

それぞれが善悪を決めて作り上げますから

法では正しくても

感情では間違ってる

って事が良く起こるのです

今回の新潟の事件も

その辺を加味すれば

今後の展開を楽しめる

私は最初に面白いって言ったのは

そう言う事です。

営業の仕事をするのであれば

人の世は法だけが支配するのではなく

感情

これも両輪

ないしそっちが上だって事

しっかり理解しましょう。

そして

そのバランスを取れないと

どっちに転んでも落ちてしまう

これが私たちが今生きてる世界です。

 

 

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