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「ウクライナ」戦争開始以降の主な記事(PDF版)
ウクライナ戦争にかかわる拙ブログ記事において、「湾岸戦争時」「イラク戦争時」には、攻撃・侵攻する国の側の視点で報道がなされていたことを繰り返し指摘しました。 事実、イラク戦争の当時は、NHKなども米国・英国の軍事行動に対して直接批判的な報道はできていなかった記憶があります。 〔ただし、「その時歴史が動いた~ジャーナリストのベトナム戦争~」では、ベトナム戦争(および湾岸戦争)の「検証報道」を通じて間接的にイラク戦争批判を行っていましたが・・・。〕 このたび、「イラク戦争から20年」の特集で劣化ウラン弾とイラクのがんの多発が大きく報道されました。「アメリカは少なくとも2000トンの劣化ウラン弾を使用し、イラクではがんが多発している」と。 NHKがここまで明確にイラク戦争への批判的報道をするのを見たのは初めてです。 NHK+(20日、月曜放送分)でまだ放送しているはずですから、ぜひご覧ください。 (2023年、3月21日現在) 野球(WBC)や、習近平主席のロシア訪問、岸田首相のキーウ訪問などに埋らせてはてはならない貴重な報道の一つだと思います。 もう一つ、目をそらすわけにはいかない報道を以下に貼り付けておきます。 (CNN) 世界は壊滅的な規模の温暖化に刻々と近づきつつあり、直ちに抜本的な行動に出なければ、国際社会が目指す温暖化対策目標は手の届かないものになる――。 国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が20日に公表した報告書で強い危機感を示した。 「気候時限爆弾が刻々と時を刻んでいる」。国連のアントニオ・グテーレス事務総長はそうコメントしている。「人類は薄い氷の上にいる。そしてその氷は急速に解けつつある」同報告書は専門家数百人の見解をもとに、気候危機の進展について包括的に評価した。 地球温暖化汚染の影響は既に予想以上に深刻化し、人類はますます危険かつ取り返しのつかない結末へと向かいつつあると報告書は指摘。産業革命前からの気温上昇を1.5度に抑えるという目標は今も達成可能だが、昨年の温室効果ガス排出量が1%近く上昇する中で、目標達成に向けた道は急速に狭まりつつあるとした。 大気中の炭素汚染濃度はこの200万年あまりで最も高い水準にあり、過去50年の気温上昇ペースはこの2000年で最も高い。 気候危機は、その原因を作り出すことが最も少ない貧困国や脆弱(ぜいじゃく)国に、最も過酷な影響を及ぼしている。 気候を脅かす最大の要因は、世界が化石燃料の燃焼に依存し続けていることにある。化石燃料は今も世界のエネルギーの80%以上を占め、人間が発生させる地球温暖化汚染の75%を占める。 気候危機の最悪の影響を食い止めるためには、経済と社会のあらゆる分野で抜本的な転換が求められると報告書は述べ、化石燃料からの脱却と再生可能エネルギーへの投資によって、地球温暖化汚染を大幅に削減するよう促した。気温上昇を1.5度に抑えるためには、2035年までに世界の地球温暖化汚染レベルを19年比で60%減少させる必要があるとしている。 にほんブログ村 にほんブログ村 教育問題に関する特集も含めてHPしょうのページに (yahoo geocitiesの終了に伴ってHPのアドレスを変更しています。) 「しょう」のブログ(2) もよろしくお願いします。生活指導の歩みと吉田和子に学ぶ、『綴方教師の誕生』から・・・ (生活指導と学校の力 、教育をつくりかえる道すじ 教育評価1 など) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2023.06.29 20:17:08
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