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ミクスチャードキュメンタリー映画 「ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ」5月25日公開

2024-05-19 18:08:25 | 2024年関西公開作
(C)ゲバルトの杜製作委員会
 
代島治彦監督
証言パート
✖
短編ドラマパート
(鴻上尚史監督)
ミクスチャードキュメンタリー映画
「ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ」
 
<概要>
現在から約50年前、1972年11月8日に
早稲田大学文学部キャンパスで
ひとりの若者が殺された。
第一文学部2年生の川口大三郎君。
 
(C)ゲバルトの杜製作委員会
 
文学部自治会を牛耳り、
早大支配を狙う新左翼党派・革マル派
(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)
による凄惨なリンチが死因だった。
 
(C)ゲバルトの杜製作委員会
 
好奇心旺盛な普通の若者だった川口君は、
なぜ殺されねばならなかったのか。
川口君リンチ殺人事件に怒った早大全学の
一般学生はすぐに立ちあがった。
革マル派を追放して自由なキャンパスを取り戻し、
民主的な自治会を作ることを目的とした
「早大解放闘争」が始まり、世間の注目を集める。
それは「内ゲバ」の時代を終わらせ、
新しい学生運動を生み出す
可能性を秘めた闘いのはずだった。
しかし革マル派の「革命的暴力」の前に
一般学生は敗れ去り、
わずか一年でその闘争は収束する。
そして皮肉にも川口君リンチ殺人事件を機に
革マル派と中核派の「内ゲバ」は、
社青同解放派(日本社会主義青年同盟解放派)
をも巻き込む形でエスカレートしてゆく。
結果として、100人を超えた「内ゲバ」の犠牲者たちは、
なぜ死ななければならなかったのか。
理想に燃えた約50年前の若者たちが犯した失敗を、
理想に燃える未来の若者たちが二度と繰り返さないために、
私たちは知らなければならない。
 
(C)ゲバルトの杜製作委員会
 
<高橋裕之のシネマ感>
※インタビュー用の
メモ書きみたいになってます。
 
内ゲバ事件のはじまりは1969年
 
証言パート
川口大三郎
1年先輩の証言
川口との出会いが語られる。
 
短編パート
1972年11月8日の事件
 
学生たちは
何かにとりつかれている様でコワイ。
 
(C)ゲバルトの杜製作委員会
 
 
リンチしといて蘇生かい?
 
実証的パート
どうなっていくんだろう?
 
証言パート
川口の同級生1
*短編パートにも登場する*
川口の同級生2
川口の同級生3
川口の同級生4
同級生の証言が続く・・・
 
※中核派ってなんなん?
 
内ゲバが過熱していく~
 
(C)ゲバルトの杜製作委員会
 
 
短編パートの
オーデションシーンや
メイキングも。
役者さんにも
講義を受けさせる
池上彰が講師
 
(C)ゲバルトの杜製作委員会
 
 
今までにないドキュメンタリー映画
 
「殴る」意味。
川口の1年後輩の証言
”正しい暴力”
 
1972年のキャンパスの
貴重な映像も挿入されている。
 
「暴力は自衛」の言葉が気になる。
 
1973年の入学式も波乱
 
当時の学生たちは
月日がたっても
しっかりした考え方は
揺るぎないと感じた。
 
記録?記憶?
 
文学のキャンパス内だけ?
 
人生の最後に謝罪。
 
加害者も弱い人間
 
ラストの方で
1年後に起こった事実が・・・
 
〝生きる””死”の問題
 
(C)ゲバルトの杜製作委員会
 
 
公開情報
東京都 ユーロスペース 5月25日(土)~
京都府 京都シネマ  5月31日㊎~
大阪府 第七藝術劇場  6月1日㊏~
兵庫県 元町映画館  6月1日㊏~
 

代島治彦監督リアルインタビュー

 

 

 

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