日本フィルの定期演奏会のプログラムはなんだか名曲コンサートみたいだなと思いながら、聴き始めます。指揮は85歳の小林研一郎ことコバケン。この人がタクトを振ると、日本フィルはよく鳴ります。名曲を振らせれば、このコバケンの右に出る者はいないでしょう。巨匠ですが、あまりに元気過ぎる人です。まずはモーツァルト…

日本フィルの定期演奏会のプログラムはなんだか名曲コンサートみたいだなと思いながら、聴き始めます。指揮は85歳の小林研一郎ことコバケン。この人がタクトを振ると、日本フィルはよく鳴ります。名曲を振らせれば、このコバケンの右に出る者はいないでしょう。巨匠ですが、あまりに元気過ぎる人です。まずはモーツァルト…

今日はサントリーホール小林研一郎さんの指揮少し早めに会場に入ると指揮台がないしばらくすると解説の人が出てきた最初の曲がモーツアルトのヴァイオリンとヴィオラの協奏交響曲変ホ長調とのことそれで指揮台がなかったらしいヴィオラは半音高く調律して半音低い譜面を見て弾くそのほうが響きがいいとのこと2曲目はシベリ…

神戸市室内管弦楽団 モーツァルト「レクイエム」演奏会 ■公演日程 2025年11月23日（日）15:00 開演 ■会場 高槻城公園芸術文化劇場 トリシマホール ■料金 4,000円 25歳以下1,000円 ■出演 石川征太郎(指揮) 神戸市室内管弦楽団 老田裕子S 山田愛子Ms 秋本靖仁T 片桐直樹…

今年も年末恒例の「BEETHOVEN SYMPHONY NO.9」視聴の準備を始めようと画策中です。長い間、自身がFMエアチェックでオープンリールテーブに録音した「カラヤン・B.P.O. 1977年 普門館のベートーヴェン交響曲第九番」を翌1978年から年末に聴くルーティーンでした。 此処5年程は、…

2026年2月に横浜アリーナにて開催されるシリーズ初となるフェスイベント「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」にて多彩なステージエンタテインメントを提供する「STAGE AREA」の3日目・同年2月23日に行われる「エヴァ歌舞伎(仮)」のタ…

人気アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズと歌舞伎が初めてコラボレーションする『歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン』の出演者が発表された。渚カヲル役は歌舞伎界のプリンス・尾上左近が担当し、碇シンジ役は後日発表される。同歌舞 …

ブルックナーの交響曲第八番ハ短調。1890年稿を用いての録音。ヤンソンス指揮のバイエルン放送交響楽団、2017年の収録です。ムラヴィンスキーの助手をつとめ多くを学んだヤンソンス。その代表的な録音にはショスタコーヴィチの交響曲全集があります。バイエルン放送交響楽団をはじめ、複数のオーケストラを率いて…

ケネス・レイトン（1929-1988）： ①チェロ協奏曲 Op.31 ②交響曲第３番「ラウデス・ムジケ」Op.90 ブライデン・トムソン（指揮） スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 ①ラファエル・ウォルフィッシュ（チェロ） ②ニール・マッキー（テノール） 録音：1989年1月23、24日ヘンリー・ウ…

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・ベートーヴェン：交響曲第２番 アントネッロ・マナコルダ指揮 カンマーアカデミー・ポツダム 録音：2020年 ソニー・クラシカル 19658849982マナコルダ／カンマーア

今日は、フェレンツ・フリッチャイ指揮ベルリン放送交響楽団の演奏するシューベルトの｢未完成｣を。 これは1957年9月に録音されたモノラル録音の音源です。1957年ということは彼の命を奪うことになる白血病発病前の演奏なのですが、その引き締まった造形、そしてシューベルトのほの暗い情念のような物をリアル…

コード・ガーベンが著したミケランジェリの評伝は、天才の偏屈さが見事に暴露されており、とても面白い。そして、文字通り「ある天才との綱渡り」というサブタイトルにある「綱渡り」という表現が言い得て妙だ。（グレン・グールドやカルロス・クライバー同様にここまでなると天才というより変人というべきだろう）それで…

こんにちは、クラシック深掘り派の皆さん！ 今日は、1955年10月29日——ドミトリー・ショスタコーヴィチの《ヴァイオリン協奏曲第1番》イ短調 Op.99の初演日。2025年でちょうど70周年を迎えるこの日を祝して、伝説の名演を振り返ります。レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団（現サンクトペテ…

アンヌ・ケフェレック。2022年録音。ベートーヴェンの最後の三つのソナタです。バドゥラ＝スコダ、イェルク・デームス、ブレンデルに学んだフランスの女流は、瑞々しい感性で晩年のベートーヴェンの音楽を解いていきます。自身も解説を寄せています。父親と弟が作家。アンヌにもまた一家の文学的な蓄積が流れているの…

流れを変えるために/本気で子どもを守る！ワクチン/新時代の発電/WCH/日本精神…続１ 続２ 続３ ↑からの続き最初の投稿～いろいろ追記有り（↓↓ぜひ最後までどうぞ！↓↓）黄金龍予祝見てね!⇒Chopin 2025 再生リスト*厳選クラシックちゃんねる*ベートーヴェン交響曲第5番《運命》10/25…

リヒャルト・ワーグナーの未完の論文「人間性における女性的なものについて—『宗教と芸術』の締め括りとして—」には次のようにある。 私たちの目から見ても人類の退廃は明明白白である。それに対して動物の世界では、人間が強引に種の混交を押し進めている場合を除いて、まったく純粋に種が保たれている。その理由が、…

今日はピエール・モントゥーがボストン交響楽団を指揮して録音したチャイコフスキー交響曲第4番を聴きました。 ピエール・モントゥーは1950年代後半にボストン交響楽団を指揮してチャイコフスキーの後期交響曲第4番、第5番、第6番｢悲愴｣を録音しいずれも名演として知られていますが、最初の契約では第6番｢悲…

10年ひと昔という。時間の経過はまさに矢のようだが、たぶんあれ以来耳にしていなかった音盤を久しぶりに聴いた。 2015年5月30日 マゼール指揮ベルリン・フィルのラフマニノフ交響曲第2番を聴いて思ふ 曇り空から顔を出した太陽が、その光がとても眩しかった。小春日和とも違う、何だか生温い空気に3月末の…

Schwarzwald hinter Deidesheim ブラームス交響曲一番のシュタインバッハのコメンタールの一楽章に目を通した。殆どアナリーゼに近い、それ以上に創作の本質的なところを突いている。然し自分の中で落とし込むにはもう少し時間がいる。それでも同じアーベントロート指揮の演奏を聴いてもど…